
PRIMACS™シリーズ
全有機炭素 (TOC)・全炭素 (TC) 分析装置
PRIMACS™シリーズの炭素/窒素分析装置は、固体試料中の炭素・窒素分析に真のソリューションを提供するべく設計されています。
固体試料中の炭素・窒素分析のための真のソリューション
PRIMACS ™ SNC-100 炭素/窒素分析装置は、窒素(N)/タンパク質、全炭素(TC)、全元素炭素(TEC)、全無機炭素(TIC)、全有機炭素(TOC)を測定するためのオートサンプラー(100 ポジション)を統合したフレキシブルな固体試料分析装置です。土壌・植物、汚泥・堆積物、飼料・穀物、食品、麦芽、肥料などのアプリケーションについて、これらのパラメータを迅速、高精度、低レベルで分析します。
PRIMACS ™ MCSは、土壌、堆積物、汚泥などの固体物質中の全有機炭素(TOC)分析用のアドオンモジュールです。PRIMACS™MCS は FORMACS™シリーズの TOC 分析装置との組み合わせでのみ動作し、水性試料だけでなく固体試料や汚泥の TOC 分析において環境試験機関に経済的なコンセプトを提供します。
ボタンをクリックしてPRIMACS™シリーズ TOC/TN 分析装置をご覧ください。
PRIMACS™シリーズ 固体試料用 TOC/TN 分析装置

PRIMACS ™ SNC-100
PRIMACS™ SNC-100 は、様々な炭素種と全窒素/タンパク質を測定するためのオートサンプラー(100 ポジション)を統合したフレキシブルな固体試料分析装置です。

PRIMACS ™ MCS
PRIMACS™ MCS は、FORMACS™シリーズの全有機炭素分析装置(液体試料用)と組み合わせて使用し、水性試料だけでなく、固体材料や汚泥の全有機炭素分析において、環境試験機関に経済的なコンセプトを提供します。
PRIMACS™ SNC-100 TOC/TN 分析装置
固体および液体試料用の全有機炭素およびタンパク質‐窒素分析装置

PRIMACS™ SNC-100は、透明な蓋で覆われた大型オートサンプラー(100 ポジション)を内蔵しています。このサンプラーは、1 日あたり大量の試料を 1 バッチで分析できます。試料ラックは取り外し可能で、再利用可能な石英ルツボは最大 3g の固体試料に使用できます。
試料は、独自の垂直試料導入システムにより分析装置に導入されます。分析後、試料灰はるつぼ内に残り、るつぼを取り外すと同時に灰も装置から取り出されます。このため、燃焼ゾーンに試料灰が蓄積することがなく、メンテナンスの負担が軽減されます。
TOC、TEC、TIC の分析には、非分散赤外線検出(NDIR)による高温燃焼が使用されます。異なる試料マトリックスに最適な燃焼を得るため、また TEC の分析を可能にするため、温度設定は変更することができます。
TN/タンパク質の定量は、DUMAS 法と熱伝導率(TCD)による検出に基づいて実施します。DUMAS 法は迅速かつ安全で、旧式のケルダールに代わる優れたメソッドです。TIC は自動酸性化とパージを使用して分析することもできます。
本装置には、最新のフレキシブルなソフトウェアパッケージが付属しています。
Skalar 社は、様々な産業向けのアプリケーションを開発してきました。当社の包括的なアプリケーション・ライブラリには、豊富な参考資料が標準化されて揃っています。
PRIMACS ™ MCS
FORMACS™ HT/HT-i TOC 分析装置との組み合わせで使用する固体試料用 TOC アドオンモジュール

PRIMACS™ MCS はデュアルオーブン設計で、全炭素(TC)と無機炭素(IC)を別々に分析できます。TC は触媒酸化により測定され、FORMACS™シリーズ TOC 分析装置の NDIR 検出器で検出されます。IC は IC 反応器内で試料を酸性化することにより測定します。PRIMACS™ MCS ソフトウェアがデータを収集し、差分を取る(TC - IC = TOC)ことで試料の TOC 濃度を計算します。
PRIMACS™ MCSは、最大 3 g までの試料の TC、IC、TOC を、絶対炭素量(測定範囲は 500 µg~40 mg)で分析します。FORMACS™シリーズ分析装置と PRIMACS™ MCS アドオンモジュールの組み合わせは、FORMACS™シリーズ TOC 分析装置の低‐高レンジ自動切り替え IR 検出器を用いて、水性試料中の低 ppb レベルから固体物質中の ppm レベルまでの TOC を分析する強力なツールを環境試験機関に提供します。PRIMACS ™ MCS は、EPA、ISO、NEN-EN 13137、US EPA 9060 などの国際規制に準拠しています。